【即解雇】エアコンの話をした社員を翌日クビにするワンマン社長

ハローワークの常連だったブラック企業で働いていた方(仮名:Tさん・性別年代非公開)から、信じられない即解雇の体験談が寄せられました。
それがこちら
「新卒入社や中途採用者は社長と一緒に昼食を取る儀式があるのですが、そこで同僚が『この会議室暑くないですか?エアコン効いてないんですかね?』と話しかけたところを社長に見つかってしまいました。次の日出社してみると、その社員は辞めさせられていました」
この記事では、社長の気分次第で即解雇するワンマン経営の実態を詳しく解説します。
結論から言うと、これは明らかな不当解雇です。
ハローワーク常連企業の恐ろしい実態

「その会社はハローワークの求人票を常に出し続けている、いわゆるブラック企業でした」
常に求人を出している。
これは離職率が異常に高い証拠です。
Tさんは続けます。
「初めての転職だった私はそんなことを微塵も気にせず、すんなり採用してもらえたことに感謝すらしていました」
初めての転職は分からないことだらけ。
でも、常に求人を出している企業には必ず理由があります。人が定着しない、辞める人が多い、そして今回のように理不尽な解雇が横行している。
「社長との顔合わせという名目で、本社の会議室で社長と一緒に昼食を取る儀式がある」
一見、親睦を深める良い制度に見えます。
でも実際は違う。
社長の気に入らない言動をチェックする場だったんです。
たった一言で即解雇という狂気

「『この会議室暑くないですか?エアコン効いてないんですかね?』と、ごく自然に同僚に話しかけた」
これ、普通の会話です。
暑い部屋でエアコンの話をする。誰でもすることです。
「その時は社長からのコメントやお咎めはなかった」
その場では何も言わない。
陰湿です。
「次の日出社してみると、そのエアコンの話をした社員は辞めさせられていました」
翌日解雇。
信じられません。
労働基準法では、解雇には「客観的に合理的な理由」と「社会通念上相当」であることが必要です。エアコンの話をしただけで解雇なんて、どちらの要件も満たしていません。
完全な不当解雇です。
ワンマン社長の特徴として、自分の考えが全て正しいと思い込み、気に入らない発言をする社員を排除する傾向があります。
こんな会社で働き続けるのは危険です。
繰り返される理不尽な解雇の連鎖

「社長の前で、社長が気に入らない発言をすると即解雇になってしまう会社だった」
恐怖政治です。
「実際の処分が解雇なのか退職勧奨による自己都合退職なのかはっきりしません」
おそらく退職勧奨でしょう。
解雇だと解雇予告手当の支払い義務が発生します。また、不当解雇で訴えられるリスクもある。だから「自己都合退職」に追い込む。
典型的なブラック企業の手口です。
「その話が偶然や噂ではなく、その後も一緒に働いていた同僚が急に辞めさせられた場面に何度も遭遇」
何度も。
これが日常だったんです。
ワンマン社長の会社では、イエスマンだけが生き残ります。意見を言う社員、疑問を持つ社員は次々と排除される。
結果として、会社は裸の王様状態になります。
「半年も経たないうちに自分も辞めることにしました」
賢明な判断です。
こんな環境で働き続けても、精神的に病むだけです。
まとめ:ワンマン社長の会社に未来はない
今回の体験談から学べる教訓は3つあります。
- 常に求人を出している企業は要注意 高い離職率には必ず理由があります。
- 社長の顔色を伺う会社は危険 健全な組織では、建設的な意見交換ができるはずです。
- 不当解雇は労働基準法違反 理不尽な解雇に遭ったら、労働基準監督署に相談すべきです。
「マンガのストーリーのようなワンマン経営者が現代にも存在している事実に驚愕した」
Tさんの言葉通り、信じられない会社は実在します。
あなたの会社は大丈夫ですか?
もし同じような恐怖政治の職場で働いているなら、早めの転職を考えるべきです。
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