クソ上司図鑑

【休日強奪】前日23時に「明日出てこい」とLINEする上司の横暴

nakasato

せっかくの休日に家族との予定を入れていた方(仮名:Rさん・性別年代非公開)から、理不尽な休日出勤強要の体験談が寄せられました。

それがこちら

「家族と出かける予定を入れていたのに、上司から前日の夜23時に『明日出てこい。俺も休み返上してるんだから当然だよな?』とLINEが来ました。断れば『やる気がない』『責任感がない』と人格否定されます」

この記事では、部下の休日を平気で奪い、家族との時間まで踏みにじる上司の実態を詳しく解説します。

結論から言うと、これは違法な休日出勤命令の可能性が高く、パワハラにも該当します。

前日23時のLINEという非常識

「せっかくの休日、家族と出かける予定を入れていたのに、上司から前日の夜23時に『明日出てこい』とLINEが来た」

前日の23時。

もう寝ている時間です。

しかも家族との予定があることを知っていての連絡。これは労働者のプライベートを完全に無視した行為です。

労働基準法では、休日出勤を命じるには36協定の締結と、就業規則での明確な規定が必要です。さらに、業務上の必要性と相当性が求められます。

前日の深夜に突然の休日出勤命令。

これは計画性のなさを露呈しています。

俺も休み返上してるんだから当然だよな?

自分が休日出勤しているから部下も当然?

この論理は成立しません。

上司が自主的に休日出勤することと、部下に強制することは全く別の話です。むしろ、上司自身の業務管理能力の欠如を示しています。

適切な人員配置と業務計画ができていれば、突発的な休日出勤は必要ないはずです。

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人格否定というパワハラの実態

「断れば『やる気がない』『責任感がない』と人格否定」

これは明確なパワハラです。

休日出勤を断ることは労働者の正当な権利。特に家族との予定がある場合、それを優先することは当然です。

労働基準法では、冠婚葬祭、育児、介護、通院などの重要な予定がある場合、休日出勤命令を拒否できるとされています。家族との時間も、労働者にとって重要な予定です。

「やる気がない」「責任感がない」

こんな言葉で人格を否定する。

パワハラは「優越的な関係を背景とした、業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により、就業環境を害すること」と定義されています。

まさにこれに該当します。

Rさんは続けます。

「出勤したら、結局上司は昼過ぎにのこのこ来て、私に丸投げした業務の進捗を確認しただけで『まあまあだな』と一言」

朝から出勤させておいて、自分は昼過ぎ。

しかも丸投げした業務の確認だけ

これ、本当に緊急性があったんでしょうか?

業務上の必要性が低いにもかかわらず行われる休日出勤命令は、権利濫用として違法となる可能性があります。

特に、他の労働者で代替可能な業務を、わざわざ家族との予定がある労働者に押し付けるのは、明らかに不当です。

奪われた家族との時間と心の余裕

自分の都合で部下の人生をいとも簡単に踏みにじるこの上司、マジで何様?

Rさんの怒りは当然です。

休日は労働者の大切な権利。それを一方的に奪う権利は、誰にもありません。

「家族との時間も、自分の心の余裕も奪われて、残ったのは怒りと虚無感だけ」

家族との時間は、お金では買えません。

子供の成長は待ってくれない。

配偶者との関係も、共に過ごす時間があってこそ維持できる。

それを理解しない上司の下で働く意味はあるでしょうか?

ワークライフバランスという言葉が叫ばれて久しいですが、こんな上司がいる限り、実現は不可能です。

労働者の健康と家族との時間を守ることは、企業の安全配慮義務でもあります。

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部下は「自由に使える駒」という勘違い

「休日とは一体何なのか。あいつにとっては、部下の人生ごと『自由に使える駒』でしかないんだと痛感しました」

部下は駒じゃない。

一人の人間です。

家族がいて、人生があって、大切にしたいものがある。

それを理解できない上司は、管理職失格です。

休日出勤の強制は、場合によっては労働基準法違反となり、会社は罰則を受ける可能性があります。

1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金という重い罰則も規定されています。

でも、こんな上司は法律なんて気にしない。

自分が偉いと勘違いしている。

部下の人生を軽く見ている

こんな職場環境で働き続けることは、精神的にも肉体的にも大きな負担です。

過労による健康障害のリスクも高まります。

建築業界では、週休2日制を徹底する企業が増えています。プライベートを大切にする文化が根付いてきています。

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まとめ:休日は労働者の権利である

今回の体験談から学べる教訓は3つあります。

  1. 前日深夜の休日出勤命令は違法の可能性大
    業務上の必要性と相当性がない限り、権利濫用です。
  2. 人格否定はパワハラ
    休日出勤を断ることは正当な権利。それを否定する言動は許されません。
  3. 家族との時間は何より大切
    仕事のために家族を犠牲にする必要はありません。

あなたの上司は、あなたの休日を大切にしていますか?

もし同じような理不尽な要求をされているなら、環境を変えることを考えるべきです。

休日は労働者の権利

家族との時間は、かけがえのない財産。

それを理解する企業で働くことが、本当の幸せにつながります。

ABOUT ME
ハコポン
ハコポン
ブラック企業渡り歩き15年
転職12回、会社を飛んだ経験3回。 コールセンター7年、飲食4年を経験。 12回目でついに良い上司に出会えた男が教える 上司ガチャ攻略法。 座右の銘:「クソ上司からは逃げるが勝ち」
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