【ハラスメントの総合商社】パワハラ・モラハラ・セクハラ全部やる上司の末路

以前勤めていた職場で働いていた方(仮名:Kさん・性別年代非公開)から、信じられないハラスメント体験談が寄せられました。
それがこちら
「上司からパワハラ、モラハラ、セクハラなど、数えきれないほどひどい仕打ちを受けました。本人は自分が全て正しいと思っていて、なにか気に入らないことが起きたら全て私のせいにされました」
この記事では、ありとあらゆるハラスメントを凝縮させたような最低上司の実態を詳しく解説します。
結論から言うと、これは複合的なハラスメントであり、場合によっては刑事事件にも発展する可能性がある深刻な問題です。
パワハラ・モラハラ・セクハラの3冠王

Kさんが受けた仕打ちは、一言では表現できないほど多岐にわたりました。
「上司からパワハラ、モラハラ、セクハラなど、数えきれないほどひどい仕打ちを受けました」
パワハラだけでも十分最悪なのに、モラハラとセクハラまで。
まさにハラスメントの総合商社です。
職場におけるハラスメントは、被害者の就業環境を著しく害する行為です。特に複数のハラスメントが組み合わさると、被害者の精神的ダメージは計り知れません。
実際、厚生労働省の調査によると、パワハラについては48.2%、セクハラについては29.8%の企業が過去3年間に相談を受けたと回答しています。でも、3つすべてを一人の上司から受けるなんて、異常です。
さらに厄介なのが、この上司の思考回路です。
「本人は自分が全て正しいと思っていて」
自覚がないんです。
ハラスメント加害者の多くは「自分の行いがハラスメントに当たる」という自覚がないと言われています。「過去に同じような指導を受けたから」「喝を入れるつもりだった」という理由で、ハラスメントにつながる言動をしてしまう。
でも、この上司の場合は度を越しています。
「なにか気に入らないことが起きたら全て私のせいにされました」
責任転嫁の極みです。
これ、典型的なモラルハラスメント。精神的な虐待や心理的な攻撃によって、被害者の人格を否定し、自尊心を破壊していく。最悪のパターンです。
驚くべきことに、このハラスメントの発端は…
「結局ひどい仕打ちが始まった原因も、本人の勘違いからだったみたいですが」
勘違いから始まったハラスメント。
事実確認もせず、思い込みだけで部下を攻撃し始める。管理職として最低です。
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Kさんは誤解を解こうと努力しました。
「いくらこちらが誤解を解こうと説明しても、嘘つき呼ばわりされてまともに話もできない状態でした」
嘘つき呼ばわり。
これでは問題解決なんて不可能です。
パワハラの定義には「業務の適正な範囲を超えた言動」があります。部下の説明を聞かず、一方的に嘘つき呼ばわりするのは、明らかに適正な範囲を逸脱しています。
職場でまともに話ができないって、仕事になりませんよね。業務連絡すらままならない状態で、どうやって仕事を進めるんでしょうか。
上司の悪行がついにバレた

ついに、この上司の悪行が露見しました。
「結局、上司の上の人間にこれまでのことがバレたことで」
隠し通せなくなったんです。
ハラスメントは、周囲が気づきにくいという特徴があります。特にモラハラは陰湿で、被害者と加害者の間だけで行われることが多い。でも、いつかは必ずバレます。
「表立って何かされることはなくなりましたが」
表立っては、なくなった。
でも、これ根本的な解決になっていません。
上からの指導で表面的には収まったかもしれません。でも、こんな人間性の上司が、本当に改心したでしょうか?
怪しいですよね。
Kさんの感想が、すべてを物語っています。
「こんな最低な人間がいるんだと思うくらい、この世のありとあらゆるハラスメントを集めて凝縮させたような、上司としても人としてもろくでもない人でした」
ハラスメントの総合商社。
上司としても人としても失格。
こんな人間が管理職になれる会社、それ自体が問題です。
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複合的ハラスメントの深刻な影響

パワハラだけでも精神的にきついのに、モラハラとセクハラが加わると、被害者の精神的ダメージは計り知れません。
単純な足し算では測れない、相乗効果でより深刻な影響を与えます。
こんな上司がいる職場で、まともに働けるでしょうか?
毎日が地獄です。出社するのが苦痛で、仕事どころじゃない。職場環境として、完全に崩壊しています。
この上司を野放しにしていた会社の管理責任も重大です。
企業には、職場環境を整える義務があります。ハラスメント防止措置を講じることは、法的にも義務付けられています。
2020年6月から、パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)が施行されました。すべての企業でハラスメント防止が義務化されています。
企業は、ハラスメント防止のための措置を講じる義務があり、違反すれば行政指導の対象になります。
ハラスメントの内容によっては、刑事責任も問われます。
暴行罪、強制わいせつ罪、侮辱罪、名誉毀損罪など。特にセクハラは、内容によっては性犯罪として処罰される可能性があります。
被害者は、加害者や会社に対して損害賠償請求もできます。慰謝料、治療費、逸失利益など、裁判例では数百万円の賠償が認められたケースもあります。
こんな職場から逃げるべき理由

上司の上の人間にバレても、根本的な人間性は変わりません。
表面的には収まっても、本質は変わらない。いつまた始まるか分からない不安を抱えながら働く価値はありません。
仕事より大切なのは、あなたの心と体です。
精神を病んでしまったり、体調を崩してしまったら、取り返しがつきません。
世の中には、まともな会社がたくさんあります。
ハラスメントのない職場、人間関係の良い職場、正当に評価される職場。今の職場にしがみつく必要はありません。
まとめ
今回の体験談から学べることをまとめます。
- 複合的ハラスメントは深刻(パワハラ・モラハラ・セクハラの3重苦)
- 勘違いでも始まるハラスメント(事実確認もせず攻撃開始)
- 表面的な解決では不十分(根本的な人間性は変わらない)
Kさんは、想像を絶するハラスメントに耐えました。
パワハラ、モラハラ、セクハラ。すべてを一人の上司から受ける。
こんな地獄、あってはいけません。
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