【地獄の総合商社】残業100時間・残業代ゼロ・売上水増し指示のブラック企業

新卒で入社した会社で働いていた方(仮名:Mさん・性別年代非公開)から、想像を絶するブラック企業体験談が寄せられました。
それがこちら
「新卒で入社した会社は、完全なブラック企業だった。残業は月100時間超えが当たり前で、もちろん残業代はゼロ。上司は『根性が足りない』と怒鳴る昭和タイプで、何をしても『指示してない』『勝手に動くな』と言われ、上司ガチャは大失敗」
この記事では、労働基準法違反のオンパレードだったブラック企業の実態を詳しく解説します。
結論から言うと、これは明確な違法行為の塊であり、即刻辞めるべき会社です。
新卒で入社した会社が完全なブラック企業だった

Mさんが新卒で入社した会社は、絵に描いたようなブラック企業でした。
「新卒で入社した会社は、完全なブラック企業だった」
新卒で入った会社が最悪だったなんて、社会人のスタートから地獄です。
厚生労働省は、ブラック企業の特徴として「労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す」「賃金不払残業やパワーハラスメントが横行」「企業全体のコンプライアンス意識が低い」を挙げています。
Mさんの会社は、これら全てに当てはまっていました。
「残業は月100時間超えが当たり前で、もちろん残業代はゼロ」
これ、異常です。
月100時間の残業ということは、毎日5時間以上の残業。9時出社で定時が18時なら、退社は毎日23時過ぎ。終電を逃すことも日常茶飯事でしょう。
しかも残業代ゼロ。
これは明確な労働基準法違反です。残業代の未払いは、労働基準法37条違反で、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性があります。
厚生労働省によると、過労死ラインは月80時間。月100時間超えの残業は、命の危険すらある異常な労働環境です。
「上司は『根性が足りない』と怒鳴る昭和タイプで、何をしても『指示してない』『勝手に動くな』と言われ」
昭和の根性論。
令和の時代にまだこんな上司がいるんです。
指示がないと怒られ、自分で考えて動いても怒られる。どうすればいいんでしょうか?
これ、典型的なダブルバインド。精神的に追い詰める最悪の手法です。
「上司ガチャは大失敗」
仕事の満足度は「何をやるか」より「誰とやるか」で決まります。こんな上司の下では、どんな仕事も地獄です。
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「昼休みも電話番、トイレに行く時間すらプレッシャーがかかる」
昼休みも電話番。
労働基準法では、休憩時間は完全に労働から解放されるべきと定められています。昼休みに電話番をさせるのは違法です。
トイレすらプレッシャー。
人間の生理現象すら制限される。これ、人権侵害レベルです。
「クーラーも壊れたままで、真夏でも窓すら開かない信じられない職場環境だった」
真夏にクーラーなし。
窓も開かない。
これ、労働安全衛生法違反の可能性があります。事業者は、労働者の健康に配慮した職場環境を整備する義務があります。
熱中症のリスクもある危険な環境で働かせるなんて、ありえません。
売上水増しの不正指示まで

そして、ついに犯罪レベルの指示が…
「ある日、売上を水増しする不正を指示され、断ったら『協調性がない』と評価を下げられた」
売上の水増し指示。
これ、粉飾決算です。
会社法違反であり、場合によっては詐欺罪にも該当する重大な犯罪行為。上場企業なら金融商品取引法違反で、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金です。
断ったら評価を下げられる。
正しいことをしたのに罰せられる。完全に倫理観が崩壊した会社です。
「さらにパワハラ、セクハラが日常茶飯事で、誰も逆らえない空気」
パワハラ、セクハラも日常茶飯事。
ハラスメントのデパートです。
2020年6月からパワハラ防止法が施行され、企業にはハラスメント防止措置が義務付けられています。それなのに、日常茶飯事とは…
誰も逆らえない空気。
恐怖で支配された職場。まさに地獄です。
300万件以上の口コミで、ブラック企業を見抜けます。入社前に必ず確認しましょう。
「退職後もしばらく悪夢を見るほどの地獄だった」
退職後も悪夢。
PTSDの可能性もあります。
これほどまでに精神的ダメージを受けるなんて、どれだけ過酷な環境だったのでしょうか。
「あのクソ上司だけは一生許せない」
その気持ち、よく分かります。
人生の貴重な時間を、こんな最悪の環境で過ごさせられたんですから。
ブラック企業の見分け方と対処法

月45時間を超える残業が続く企業は、ブラック企業の可能性が高いです。
ましてや月100時間超えなんて、完全にアウト。過労死ラインを大幅に超えています。
残業代が支払われない企業は、どんな言い訳をしても違法です。
「固定残業代だから」
「年俸制だから」
「管理職だから」
どれも残業代を払わない理由にはなりません。
求人票と実態が違うのもブラック企業の特徴です。
「アットホームな職場」
「風通しの良い社風」
こんな曖昧な表現には要注意。具体的な労働条件を確認しましょう。
もしブラック企業に入ってしまったら、証拠を残すことが大切です。
タイムカードのコピー、メールの保存、録音など。後で残業代請求や損害賠償請求をする時に必要になります。
そして、一番大切なのは早く逃げること。
心身を壊してからでは遅いんです。仕事より大切なのは、あなたの健康と人生です。
建築系技術者に特化した転職エージェント。ブラック企業とは無縁の、労働環境の整った会社を紹介してくれます。
まとめ
今回の体験談から学べることをまとめます。
- 月100時間超えの残業は異常(過労死ラインを大幅に超過)
- 残業代ゼロは完全に違法(労働基準法違反で犯罪)
- 不正の指示は断って正解(犯罪に加担する必要なし)
Mさんは、新卒で入った会社がブラック企業という最悪のスタートでした。
残業100時間超え、残業代ゼロ、昭和の根性論、売上水増し指示、パワハラ・セクハラ…
まさに地獄の総合商社です。
でも、Mさんは退職という正しい選択をしました。
あなたも今、ブラック企業で苦しんでいませんか?
我慢する必要はありません。
世の中には、まともな会社がたくさんあります。
あなたには、人間らしく働く権利があるんです。